・@ほぉ〜むグループのオーナーの競走馬が一躍桜花賞候補に
1月20日の京都競馬紅梅ステークス(牝3歳限定・芝1400m)で2番人気のエーソングフォーがしぶとく勝利し、桜花賞戦線に名乗りを挙げました。今後休養を挟みトライアルをステップに本番の桜花賞に臨むローテーションをとるとのことです。この紅梅Sというのは過去の勝ち馬にスティルインラブ、スイープトウショウ、ローブデコルテ、出走馬でもチアズグレイス、ダイワエルシエーロと過去10年間に5頭のG1ホースを輩出した出世レースとして知られています。
さてこのエーソングフォーは名前の通り浜崎あゆみに影響された馬名です。オーナーは@ほぉーむカフェを運営するリンクアップの社長小田吉男さん。馬主歴は浅くJRAでは4頭目の持ち馬でG1を制覇したラッキーな馬主さんです。2007年の春のファシグティプトン・コールダー2歳トレーニングセールにて15万ドル(+手数料)で購入しました。当時のリンクアップはほかにもっていた資産を清算し、メイドカフェに注力しようとした矢先の出来事。同時期には@ほぉ〜むの宇都宮店や本店下店の開店など大きな動きがありました。
エーソングフォーの可能性としては、正直早熟で短距離向けの血統と思われているので、G1は桜花賞が最初の最後のチャンスというのが血統面からの評価。もちろん使えるレースならなんでも使う森調教師なので、今後ただ短距離に行くのではなく、地方のダートにも活躍の幅を広げていくシナリオはあるでしょう。
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