「秋葉原」外神田7丁目のキセキ
      

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至れり尽くせりの萌えメイドカフェに変身したマインドガーデン

 14日にメイドカフェ&リフレとしてリニューアルオープンしたマインドガーデンに行ってきました。旧ブリティッシュ(メイド)バーの頃からお世話になっているお店です。

 このお店の特徴としては4月からメイドさんが不定期に出るバーとして営業していたのですが、なぜか複数のメイドカフェを回る濃いメイドスキーさんたちの溜まり場となり情報の集積地となっていました。

 13日のプレオープンでは、その常連さんたちや関係者のほか、有名メイドカフェレポートサイトの中の人、出版関係者がいらっしゃっていました。

 以前とは内装はあまり変わっていませんが、メイドさん、システムが大きく変更されています。わかりやすく言えば、ステレオタイプ的な萌えへの方向転換なのですが、6月に万世橋署で行われたメイドカフェの関係者を集めた防犯会議で、署から秋葉原でのメイドカフェのサービスは風営法に反するものという見解はなく、それを踏まえての萌えサービスの提供となったのでは、と見ています。


■どこかでみたようなサービス
・「お帰りなさいませ、ご主人様」「いってらっしゃいませ、ご主人様」の挨拶
・2chotチェキ
・メイドさんとのゲーム
・ドリンクに愛情をこめます
・まぜまぜ
・ふーふーあーん
・萌え萌えオム○○
・ピンクのメイド服

ドリンクには愛情をプラス

 ここまでであれば、テレビでメイドカフェを知って、実際にはメイドカフェには行ったことのない地方のメイドカフェでも見られるサービスです。であれば、そう話題にはならないのですが・・・そんなサービスでも一工夫されることで、面白くなっています。

■パワーアップしたサービス
・お出迎えとお見送りの挨拶は全員で
 「お帰りなさいませ〜」「いってらっしゃませ」の挨拶は、手の空いているメイドさんが入り口まで出向いての挨拶となります。最大5人のメイドさんに囲まれてのおいしい、恥ずかしいシチュエーションでした。通常営業時には3〜4人と予想されていますが、他店ではやっても1人がほとんどだったり、入り口までは来れない分、面白いもの。ただお客さんもどのメイドさんを向いて挨拶を返していいのかわからず、戸惑いも。それがまた面白い。

・萌えオム○○、基本オムライスもチキンライスとは限らない
 いただいたのはエビピラフでした。ほかにも五目チャーハンを確認。そのときのキッチンメイドさんの気まぐれで変わるよう。無理に中身をチキンライスにして、がっかりするケースは少なくありません。ピラフもチャーハンもオムに合うし、過去には他店でガーリックライス、焼きそばも相性がよい。できれば、お客さんの好みで中身を決める(好みだけ聞いてメイドさんが判断でも)ことができれば、さらにうれしいメニューになるでしょう。


 すべてのサービスを受けられるには喫煙席でもあるカウンター席(300円)となります。が萌えサービスを楽しむのが、この店を楽しむメインだとしても、無線LAN完備、フード類にも手が加えられていることからファンの間口は広く取れるかもしれません。

 場所は岩本町で電気街からは逆になります。いわゆるアキバ系アイドルイベントの多いdressTOKYOから秋葉原駅への通り道になりますので、イベントの前後、打ち上げにもオススメ。カウンター7席、テーブル13席なので団体になる場合はあらかじめ問い合わせるといいです。

 リフレは2席。秋葉原のメイドリフレの研修を受けているので、初めてでも安心して施術を受けることができます。9月までは20分1500円。肩とハンドマッサージのセットではさらにお得な価格設定です。営業時間は平日は14〜22時。日祭日は休みのは注意が必要です。

 メイドさんは、オープン時に10人程度在籍しているようで、メイド系のお店の経験者もいますが、そう慣れているとは限らず初々しい接客に見受けられました。ステレオタイプに当てはめるとどじっ子メイドが多い!萌えサービスメインのお店だとメイドさんの女の子として質が要求されてくるので、お店が繁盛する鍵はどうメイドさんの質を高めていくのかが鍵になりそうです。

 メイドカフェのメイドさんというと、当初はメイドというロールプレイをお客さんが楽しむというスタイルで始まったのが、メディアの影響によるメイドのロールプレイとは限らなくなってきました。いわゆる萌えブームから時には主従の従の象徴であるメイドから主の象徴であるアイドル的な要素が入ってきた。このお店はそれを逆手に取り、萌えブームの中のメイドカフェのメイドさんのロールプレイを敢えてやっていこうというところに野心を感じます。

(2007/09/14)

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